株式会社ネストハウス

快適な暮らしを追求し「工務店らしくない仕事」で夢あるビジネスを創出していきたい!

株式会社ネストハウス  代表取締役社長 石川 明

山口県岩国市の工務店として誕生し発展してきた当社。地域の方々に親しまれ、おかげさまで創業から40年が経ち、そして、家族の生活に寄り添った活動を続けるなかで、世の中の「暮らし」に対するニーズが変わっていく様を目の当たりにしてきました。人々の関心は、生活の場である住宅という構造物そのものから、日々のくらしを「活き活きと心地よく楽しめる空間」へと移ってきています。

ご家族の思いの詰まった住まいを建てるお手伝いをしてきた数多くの経験から、私たちは学んだことがあります。それは、今、本当に私たち、住まいづくりのプロに求められているのは、家づくりの先にある、豊かで楽しさに満ちた「暮らしのプロデュース」であるということ。

私たちは、これまでの経験を踏まえて、暮らしそのものを提案するコミュニティスペース「iroherb(イロハーブ)」のオープンという、活気的な試みに着手。イロハーブは、いわば「医・食・住・遊・創」を通して、毎日の暮らしがより豊かに彩られる“イロハ”を提案する複合施設、家具やインテリア、カフェ、ヨガを体験できる空間、子供たちの遊び場、農作物を栽培できる畑など、さまざまな機能をもった場が共存する快適な場所です。

天気がよい日に、カフェテラスでお茶やおいしいランチを楽しんで「こんなところで暮らしたい」と思える理想の空間を提供する。それが「iroherb(イロハーブ)」のねらいです。笑顔が絶えない暮らしには、快適な空間も、おいしい食事も必要。この施設のオープンは、「家づくり」は「幸せづくり」である、と願う当社の考えの表れともいえます。

工務店がライフスタイル提案型の複合施設をつくる。もっといえば、私たちはどんどん「工務店らしくない仕事」を手掛けていきたいと考えています。工務店というと、男性主体の会社のように思われがちですが、当社は社員の6割が女性。しかも、工務店らしく設計士がいる一方で、シェフやパン職人もいる。さらに多ジャンルのエキスパートの集まる場であっていいと考えています。

今やもう、工務店にとって家をつくっているだけの時代ではありません。あらゆる試みにチャレンジして広がりのある場を創造していく。大勢が幸せになれるビジネスをともに生み出せる人にお会いできるのを、心から楽しみにしています。